疲れすぎて眠れぬ夜のために



疲れすぎて眠れぬ夜のために
疲れすぎて眠れぬ夜のために

商品カテゴリ:人生論,生き方,生きがい,生涯学習
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個性とは、自己とは、コミュニケーションとは?を読者に問いかける

空間マッピング(想像的に視点を自分から離脱させてみる。自分自身を含んだ
大きな風景を、都市を、大陸を、地球を、想像する。)と
時間マッピング(自分の家庭や会社や共同体、その網目のどこに自分がいて
どのような機能を果たしているのか。)という二つの言葉が特に印象的だった。

マッピングの中には民族誌的偏見という網目も潜んでいて、
それを超越したものが個性だと説いている。
個性とは何か、大衆とは何か、その中で自己とは?
そんな問いかけを繰り返し読者へしてくる。

人間が人との間でこわれやすく、もろいことに念を押しつつも、結局
「人間が仕事に求めているのは、突き詰めて言えばコミュニケーションだ」
と言ってのける著者の考えに、同感。
仕事を通して、普段出会うことのできぬ人々との輪が広がり、
自分の視野の狭さに驚くことが多い。

結果ばかりみていると何か大切なものを取り残してしまう。
それぞれの過程で携わっているたくさんの人たちとのやりとり、
すなわちコミュニケーションが仕事そのものだし、
やりがいなのかもしれない。
そんなことを思い出させてくれる本だった。
「今の自分は本当の自分では無いのでは」と考えるのは愚か

「自分の限界をきちんと認識し頑張りすぎないようにすることが大切」という内田先生の説明に納得。疲れている人たちへの一服の清涼剤。「頑張らないために耳を澄まして聞くことが必要」とは聖書の教えからヘンリー・ナウエンが言っていることに似ている(「愛されている者の生活:あめんどう」がお勧め)しかし、一方で内田先生は「リスクをとりにいかない者はビジネスに参加できず、レイバーでいるしかないp.72」と言われる。自分の限界を認識しながらリスクをとりにいくのが大人ということなのか。「資本主義の原理でみんなのニーズが同じになっていく危険性を何とか防ごう」というのは大賛成。
はっとさせられる幸福論

 冒頭にある「ワンランク下の自分に」という小文から強いインパクトを
受けた。「キミたちはほとんど無限の可能性がある。でも、可能性はそれ
ほど無限大ではない」というこの一文をかみしめている。

 著者は、努力をしなくてもよいといっているのではないし、向上心を否定
しているのでもない。自分の限界を超えようとするなら、自分の限界を
しっておくことが必要だといっている。分かったようなやっぱり分からない
ような・・・。

 この本全体にいえることだが、著者の主張は一見非常にセンセーショ
ナルでひきつけられるものがある。でも、よく考えてみると、ある面では
そういえるがある面ではそうともいいきれない。
 だけど、よく考えてみると今までそんなことしっかりと考えみたこと
なかったということに気づく。

 全力無心で走っているときは勢いに任せ、ちょっと立ち止まったり、
壁にぶち当たったりしたときに開いてみたい・・・そんな本でした。
手放したくない一冊です。

疲れ果てて混乱している時に

内田本は、頭が混乱している時に良いです。
何だか説明がつかないけれど焦りを感じる時に読めば、余分な力みがすっと抜けます。
「1ランク上の自分」を追い求め過ぎ、過剰な向上心に取り憑かれると、人は枯れる。
自分の潜在的可能性を最大化するためには、一方で自分の可能性に限界があることを知らなくてはならない。
今ここに居る自分より、自分の思い描く「望ましい自分」の姿に、より強いリアリティを持ってしまうと、自分の中の望ましくない部分に対し、非情で非寛容になってしまい、かえって「己」が縮んでしまう。
など、非情に興味深い思考だと思います。

本文の中で好きな件を一部ご紹介します。
「愛情を『試す』人がいます。無理難題をふきかけたり、傷つけたり裏切ったり、様々な試練を愛情に与えて、それを生き延びたものこそが「本当の愛」だというのは間違っている。
愛情は『試す』ものではなく、『育てる』ものです。丁寧に慈しんで育てることによって初めて勁さを持つようになるのです。」

愛も生きものですね。
本当の意味を教えてくれる整体師のような文章

まずこの本を読むと,今まで自分が思っていた言葉の持つ「本来の意味」が揺さぶられます。その上で,様々な角度や視点から,こうするほうがもっと
暮らしやすくなりますよ,本当の意味で自分を守るためにはこうしたらいいですよ,と,私にもわかるくらいの砕けた文章で書かれていて,まさに「眠れぬ夜」にはうってつけの一冊です。余談ですが,私も合気道を学んできちんとした大人に出会い,いろいろなことを学んでみたいと思うようになりました。自分が今まで生活してきた中で,おろそかにしてきたもの,ないがしろにしてきたものを改めてきちんと見つめなおし,もっと物事の本質を考えられる大人になりたいと思わせてくれる,頭の整体師のような文章を書く方だと思います。



角川書店
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