歴史は繰り返す
偉人達の逸話や、大人の為のウソっプ童話等、一見「ありきたり」な本に思えるが、実際に読んでみると、普通に面白い、面白い。
所々に挿入された書や写真も、教訓めいた話の感動を演出する「飾り」のような印象を受けなくもないが、独特の味わいや雰囲気を堪能できるのもまた事実。
同じ一万年堂出版さんの本でも、「なぜ生きる」と比べると、だいぶ印象が(良い意味で)異なっている、と私は感じる。そちらのレビューでは、親鸞会の事についても触れているが、親鸞会に所属してらっしゃる方々は、皆、善良で一生懸命な方たちである、と私は感じる。あくまで、親鸞会という組織(透明な権力及び、それのもつ恣意性)について、懐疑的になっている、というだけの話である。
良い本だと思う。しかし…
木村耕一氏によるオムニバス形式の説話集。 現代に忘れられてしまった教訓的な話に満ちている。個人的にはこういう本はとても大事で、馬鹿に出来ないと思う。 文章は平易で分かりやすく、文字も大きく見やすい。 しかし、この出版社の本全てに見られる特徴なのだが、 途中、どこか押しつけがましい書や写真がしつこいくらいにちりばめられている。 特に写真はただ綺麗なだけの、どっかの観光パンフに載ってそうな代物。一度見たら飽きる。この軽薄な写真が本の品位をかえって損なっているように思うのは私だけだろうか。 もう少し文書主体の落ち着いた本に出来ないのかとがっかりする。せっかく良い内容の本なのだから…
朝礼で使いたい話がたくさん
ベストセラー『こころの道』の続編。続編といっても前の本と関係はないのでこの本だけ読んでも問題ありません。歴史上の人物やイソップ寓話から、ためになる話を抜き出してまとめていますが、どれも短くすっきりした文章になっていますので、とても読みやすい。 毎晩少しずつ読み進めたり、朝礼で読むのにも適しているでしょう。この歳になって、イソップ寓話から学ばされることがたくさんあり、意外でした。
1万年堂出版
こころの道―ものの見方、考え方ひとつで、新しい風が吹いてくる 親のこころ 思いやりのこころ 親のこころ おむすびの味 光に向かって100の花束
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